2017/07/05

目次
コールセンターシステムとは?
コールセンター業務には顧客との通話の録音など必要な機能を備えたシステムが求められ、そのシステムを総称して「コールセンターシステム」と呼んでいます。その中でもCTI(Computer Telephony Integration)システムが主流となってきています。CTIシステムとは簡潔に説明すると「コンピュータと電話を統合するシステム」です。
CTIに関する詳細はこちらの記事をご覧ください。
クラウド型コールセンターシステムの導入メリット
クラウド型CTIのメリットを5つご紹介します。
①導入コストの低さ
自社内でのシステム構築が不要なため業務への導入コストが低くなります。サービスに登録しさえすればすぐ使い始めることができます。
②小規模から利用可能
サービスによっては1人からでも利用可能で、規模は大きくすることもできます。まず小規模から業務を開始して、徐々に規模を大きくすることも可能となります。
③保守運用コストの低さ
自社内のシステムではないため、保守や運用の必要性がありません。保守運用するのはクラウド型CTIを提供している側となります。
④コールセンターの拡張や移設の容易さ
コールセンターを一か所に限定する必要がなく、拡張を行ったり場所を移動してもサーバを移動する必要がありません。
⑤場所を選ばない
コールセンターと言えば、大きなフロアにたくさんのオペレーターがいるというイメージですが、それも覆されます。家にいながらにしてコールセンター業務をすることができます。テレワークも可能です。
インバウンド型
インバウンド型とは顧客から商品・サービスに関する問い合わせやクレームなどを受け付けます。クラウド型かつインバウンド型のCTIは機能として、電話をかけてくる顧客のための受信体制を必要とします。
Biztel
特長
- 幅広い業種で約950契約の導入実績を持ちます。YAMAHA発動機株式会社や株式会社ツムラなど大手企業での導入実績もあります。
- 最短5営業日でコールセンターを構築が可能です。
- 豊富なオプションが1か月単位で利用可能です。
COLLABOS PHONE
特長
- 導入実績が580社以上あり、経験豊富です。株式会社エイブルやオリンパス株式会社など大手企業での導入実績も持ちます。
- コールセンター立ち上げの提案から構築、運用までトータルでサポートします。
- 24時間365日体制で保守管理と問い合わせ対応を受け付けています。
- パソコン、インターネット環境、社内LAN環境、ヘッドセットの4つさえそろっていれば利用可能です。
FUSION Connect
特長
- 従来のコールセンターのようなシステム構築やPBX、サーバなどの設備が不要で初期費用が低いです。
- 必要な月額費用はライセンス費用だけのため、運用コストが低いです。
- 4年間で700社の導入実績があります。
- 24時間のサポート体制でトラブル時にも安心です。
- 最短2週間でコールセンターの構築が可能です。
アウトバウンド型
アウトバウンド型は大きく分けると2つに分類されます。1つ目は「白地」と言われるもので、市販の顧客リスト(名簿)などを使って顧客へ電話をする新規獲得のコールがあります。テレアポとも呼ばれています。2つ目は自社の既存顧客にお知らせや勧めるために電話をかけるものです。クラウド型かつアウトバウンド型のCTIには顧客への発信に対応する機能があります。
INNOVERA-Outbound
特長
- 高額なサーバを準備する必要がありません。準備するのはパソコン、ヘッドセット、インターネット回線のみです。安価な費用でシステムが導入できます。
専門スタッフが24時間体制で監視しています。災害被害の影響を受けにくい立地のため、堅牢性も高いです。 - 最短5営業日でコールセンターを導入可能です。
- システムを止めることなくシステムをバージョンアップさせることが可能です。
TELE-ALL-ONE
特長
- アウトバウンドに特化したシステムのため、必要ない機能を省略し、コストを抑えています。
- あらかじめパッケージ化しています。
- 700社以上の企業で導入されています。導入いただいている業種は、コールセンター、通信業界、サービス業、不動産業界など幅広い業種にわたります。
- 様々な業種に合わせて、設定項目を変更することが可能です。それぞれの業種に最適の形にカスタマイズができます。
FUSION Outbound Pro
特長
- 最短5営業日でコールセンターの導入が可能です。
- オペレーター視点で直感的に使いやすい、ブラウザベースの画面となっています。
管理者が現場に不在の場合も、遠隔から通話録音の聴き起こしやモニタリングが可能です。 - 24時間365日の監視体制で電話営業業務をトータルにサポートします。
- オペレーター画面は業種や商材に合わせていつでも自由にカスタマイズすることが可能です。
両対応型
両対応型とはインバウンド型とアウトバウンド型両方の機能を持つものです。顧客からの受信、顧客への発信両方に対応できます。
BlueBean
特長
- インターネット環境とPC、ソフトフォンやIP電話機のみで利用可能で、工事も不要です。
- コールセンターの新規開設や既存コールセンターのコスト削減、自社アウトバウンドコールセンターの開設などもサポート対応しています。
- 大中小の規模問わず、150社以上での導入実績があります。SAKURAインターネット株式会社など有名企業でも導入されています。
Sakura CTI
特長
- IT機器に不慣れな人でも直感的に操作可能な画面構成となっています。
- 最低一人からでも導入可能です。
- クラウド基盤には、世界最高レベルでの安全性を誇るSalesforceを利用しています。絶えず監視し、最先端のセキュリティを使用しているため安心です。
InfiniTalk
特長
- PBXやCTIの専門知識がなくても簡単に使える優れたユーザーインターフェースを持ちます。
- コールセンター事業の規模拡縮に柔軟に対応できる拡張性を持ちます。
- 顧客管理システムと電話機を連携させ、対応品質を向上することができます。
- 最小限のシステム規模でスタートすることができます。
機能比較
インバウンド型
サービス名 | Biztel | COLLABOS PHONE | FUSION Connect |
---|---|---|---|
費用感 | 初期費用:50,000円
月利用料:21,000円 |
― | 初期費用:2,000円
月利用料:49,220円 |
Salesforce連携 | 〇 | × | × |
Zendesk連携 | 〇 | × | × |
分析機能 | 〇 | ― | 〇 |
アウトバウンド型
サービス名 | INNOVERA-Outbound | TELE-ALL-ONE | FUSION Outbound Pro |
---|---|---|---|
費用感 | 7,500円 ~ 10,000円
※1ブース |
初期費用:38,000円~
月利用料:28,000円~ |
初期費用:35,000円~
月利用料:11,000円~ |
プレディクティブ発信 | オプション対応 | オプション対応 | オプション対応 |
オート発信 | 〇 | 〇 | 〇 |
プレビュー発信 | 〇 | 〇 | 〇 |
両対応型
サービス名 | BlueBean & N-LINE | Sakura CTI | InfiniTalk |
---|---|---|---|
費用感 | 10,000円~ | 2,500円 ~ 5,500円 | ― |
プレディクティブ発信 | 〇 | × | × |
オート発信 | 〇 | 〇 | 〇 |
プレビュー発信 | 〇 | 〇 | 〇 |
いかがでしたでしょうか?ご覧いただいた通り世の中に電話システムサービスは数多く存在しております。
その中で自社にあった電話システムを選ぶのは難しいかと思いますがBlueBean & N-LINEは無料トライアルを行っているので、導入を検討しているご企業様はこのトライアルを使ってみるなど、色々見てご決断ください。